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『宮の森アルケミストコーヒー専門店』コーヒーに人生を捧げる店主が手掛ける、スペシャリティーコーヒーの魅力をお届けします。

Coffee loverは必見!カフェはもちろん、札幌の名だたるミシュラン獲得店や ホテルなどに、コーヒー豆を提供する 『宮の森アルケミストコーヒー専門店』

スカイニセコのカフェデリでも使用している、「宮の森アルケミストコーヒー」さんのコーヒー豆。その確かな焙煎技術が織りなす素晴らしい味わいに感動し、今年度より、同店のコーヒー豆を使用したドリンクのご提供を開始しました。2019年にオープンして以来、多くのコーヒーファンを唸らせ、急成長を遂げる「宮の森アルケミストコーヒー」 代表の 川原英佑さんにお話しを伺いました。

淹れたてのコーヒーのテイスティングが楽しめる ”無料カウンセリング”により、日々の生活のバックグラウンドまで汲み取りご提案ができるのも、店主の川原英佑さんをはじめ飾らない素敵な人柄のスタッフさん達だからこそできること。ひとえにお好みのコーヒーを買う、という行為だけではなく、お客様との密な関係性の構築により ”心に風が吹くコーヒーを。” お届けしています。

愛情たっぷりのコーヒー豆は、淹れた瞬間から香りが漂い、ホッとひと息ついたその瞬間に自然と笑みがこぼれます。温かいぬくもりに、身体の緊張がほどけていきます。

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⦅インタビュー⦆

1、宮の森アルケミストコーヒーの成り立ちと創業のきっかけについて教えてください。

20代はカナダのウィスラー、ニセコ、トマムで主にホテルマンとして働いていました。ホテルの仕事はとても好きでしたが、20代中盤にコーヒーショップの「楽しい、美味しい、温かい」という空気感に魅了されました。いつか自分でコーヒーショップをやってみたいと思っていたのですが、勇気が無く30歳になるまで(訪れるコーヒー屋の評論ばかりはしておりましたが笑)具体的なアクションは何もできませんでした。

そんな中、ある日妻に「コーヒーやりたいんでしょ?」と問われ、あまりにも核心をついていることを自身でも理解し、もう逃げることができなくなり、コーヒー屋をやることを決めました。

別の仕事で生活をしながらですが、自宅でコーヒーの焙煎を独学で学び、ホームページを自分で作り、経営の勉強も可能な限り本を読み漁り、やると決めてから3年半も掛かってしまいましたが、2019年11月にお店を開業しました。

2、コーヒーへの情熱はいつ、どこで生まれましたか?

どうせ仕事をするなら、誰かの良い気分のキッカケになりたい。そしてあわよくばその良い気分が波及し、地域や世の中に広がっていくような仕事をしたいと考えていました。そして、コーヒーには〝安らぎと活力〟という相反する体験を同時に与えてくれる魔法の飲み物だと気がつきました。そこで自身の想いとコーヒーを一緒にお届けしたいと思い、それをキッカケに、一人の「コーヒー好き」から「コーヒーショップオーナーになりたい」という気持ちが生まれて、よりコーヒーに情熱を持つことのキッカケになりました。

3、〝心に風が吹くコーヒーを〟のテーマに込めた想いを教えてください。

上記の通り、「良い気分のキッカケになりたい」という想いで、心に風が吹くコーヒーというテーマにしました。

4、豆の調達や焙煎工程において、宮の森アルケミストコーヒーが他のコーヒー焙煎業者と異なる点は何ですか?

お豆の調達は本来であれば直接農園から仕入れたいところですが、最小の量でもコンテナサイズで生豆を買う必要があります。なので今は信頼しているバイヤー達から世界中の素晴らしいお豆を調達しております。アルケミストコーヒーは後味のクリーンさと風味の華やかさが一番の特徴です。焙煎の研究をもちろんですが、何より焙煎機の掃除に関しては日本で一番綺麗に実施していると自負しています。綺麗な焙煎環境こそ、クリーンで華やかなコーヒーを作ってくれる大きな要素でもあります。

5、コーヒー豆の調達から焙煎、パッケージングまで、どのようにして品質と一貫性を確保していますか?

言うまでもなく品質管理と安全管理は、最も基本的なことであり、最も大切なことです。よって、一貫性のあるオペレーションを実現する為に、各工程でのチェックリストが存在し、さらにそのチェックリストが正確に実施されたかどうかのダブルチェックをすることを仕組み化しております。

6、お店の代表的なブレンドの風味をどのように表現しますか?

12種類の銘柄をお届けしておりますが、どの銘柄もワインのようにそれぞれ素晴らしいキャラクターがある為、実は当店にはブレンドはなく、シングルオリジン(単一品種)コーヒーのみをお届けしております。

7、コーヒー業界における最新のトレンドやイノベーションをどのように感じてとっていますか?

ショップオーナーとしてトレンドやイノベーションは常時フォローしておりますが、私たちは「ご家庭の美味しいコーヒーのサポーター」として、主にご自宅でコーヒーをお楽しみ頂く為に、コーヒー豆屋として営業しています。よって、流行を追求するというよりは、日々の暮らしの中にあるコーヒーをいかに美味しくお楽しみ頂くかに焦点を当てております。よって最新のトレンドを追いかけることは当店にとっては最重要ではありません。その代わりに「ご来店時にお客様がどうしたら喜んで頂けるか」というを徹底して考えているので、トレンドを追いかけるというよりは、お客様の笑顔を日々追いかけています^^

8、また、宮の森アルケミストコーヒーにとって地域社会との関わりは、どのような意味を持ちますか?

札幌市とはふるさと納税の返礼品として全国の皆様にコーヒーをお届けさせて頂いております。また昨年のG7会合では公式プレスルームにてコーヒーをお届けさせていただきました。しかし、地域社会という言葉を聞いて、一番ピンときたのは、お店の裏にある大倉山小学校の子供達です。登下校で、ほとんど子供達がうちの店の前を歩いているので、毎日を手を振りに来てくれる子供達も多くいます。将来コーヒー屋になってほしいとは願っていませんが、「毎日楽しく働いている大人たちの姿」を見せてあげたいと思っています。

9、お客様との”無料のコーヒーカウンセリング”のコンセプトは、どのようにして生まれましたか?

自身がコーヒー豆を客の立場で買っていた頃、コーヒー豆の選び方の唯一の方法「店員さんの言ったことを信じる」しかなかったんです(苦笑)試飲ができるお店は時々ありますが、どこも作りおきのコーヒーで、鮮度が低く風味を落ちています。そこで、「大切なお豆選びに失敗して欲しくない」「コーヒーの味に自信がある」。この2つの理由で、すべて無料で淹れたてのコーヒーを試飲して頂き、お客様にピッタリなお豆をお探しするコーヒーカウンセリングをはじめることに致しました。

10、スペシャルティコーヒー文化の台頭により、宮の森アルケミストコーヒーはコーヒー愛好家の舌の肥えた嗜好にどのように応えていますか?

前述の通り、美味しいコーヒーを追求しています。しかしそんなことはプロの焙煎士と当たり前のことです。実際インターネット社会である現在、お客様は日本中の美味しいコーヒーをかんたんに手にいれることができます。札幌のコーヒー屋だからと言っても、スマホ上では、東京のトップのお店と隣り合わせで商いをしていると言っても過言でありません。そして全国にはたくさん美味しい焙煎所があります。なので、ご質問に意図とは少し違った答えになってしまうかもしれませんが、舌の肥えたコーヒー愛好家の方だけではなく、ご来店頂くすべてのお客様に「来て良かった」と思えるような「体験」をお届けしたいと思っております。体験をお届けするという点に関しては、私たちはコーヒー屋ですが、御社と同じホテル業に近い意識を持ってお客様をお迎えしているかもしれません。

11、宮の森アルケミストコーヒー以外に、どのコーヒーブランドからインスピレーションを受けていますか?

清澄白河にあるKOFEEE MAMEYA KAKERUさんです。まるでフレンチレストランのようにコーヒーだけのコースメニューがあり、コーヒーというドリンク自体を次にレベルへ昇華させている天才的なお店だと思います。もう一社は、日本中、世界中で素晴らしい接客をお届けしているスターバックスさんもとてもリスペクトしています。あの規模であのサービスクオリティは驚愕です。

12、将来に向けて、宮の森アルケミストコーヒーの成長と業界への影響について、目標と抱負をお聞かせください。

目標は今までもこれからも「今、目の前にいるお客様に喜んでいただく」。これ以外はありません。大きな夢や大きな事はいくらでも言えますが、大切なことを大切にできるように、今できる小さなをことを大きな愛でやり続けることができれば、最高だと思っています。

宮の森アルケミストコーヒー専門店、今後さらなる飛躍を目指し、より多くの人の心に風を吹かせるべくエキサイティングな旅路から目が離せません。

スカイニセコ カフェデリのチームにもインタビューしてみました

コーヒーを購入したお客様から、どのような反応をされますか?

  • 海外からのお客様には ”日本に来てから飲んだコーヒーの中で一番美味しい”と、多くの嬉しいお言葉をいただきます。
  • また、コーヒーがいかに美味しいか、そしてこのコーヒー豆はどこから仕入れているのか、とご質問いただくことも多々ございます。
  • お客様の中には、コーヒーがとても美味しくて、豆の産地まで尋ねる方もいらっしゃいます。

今シーズン、最も注文の多いコーヒーの種類は何ですか?

一番人気は間違いなく「ラテ」です。最近では「ロングブラック」が人気を集めています。

「宮の森アルケミストコーヒー」を端的に表現すると?

  • 大胆で深い味わい
  • とにかく美味しい!
  • 人々を惹きつける魅力がある

川原英佑さん、このような貴重な機会をいただきまして誠にありがとうございました。

皆さま、スカイニセコ カフェデリにお立ち寄りの際は、ぜひ宮の森アルケミストコーヒーの至福の味をご堪能ください。

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